中学受験

中学受験でスケジュールを立てるときに「絶対にやってはいけない」3つのこと

中学受験のスケジュールを立てる際に避けるべき3つの間違いをご紹介します。

これらを避けることで、お子さんが自主的に学習を進めやすくなります。

子どもが立てた計画に文句を言うこと

 子どもが自ら立てたスケジュールに対して、すぐに否定的な意見を言うのは避けましょう。

誰でも自分で決めた計画には、責任を持って取り組みたいものです。

計画が初めてで不完全でも、その努力をまずは褒めて、実践してみてダメだった場合には、次の週に改善すればいいのです。

子どもが「スケジュール立てる意味がない」と感じないよう配慮しましょう。

スケジュールを立てるときには子どもが主体となり、あくまでも保護者はサポートという位置づけでやらなければいけません。

初めてスケジュールを立てるときには、無理なスケジュールや不十分なスケジュールができあがるものです。

何事も初めてやることがいきなりうまくいくことはありません。

「そんなんじゃダメよ!」と言いたくなるのをグッとこらえて、まずはスケジュールを立てたことを褒めましょう。

それで1週間やってみて、ダメだったら翌週は改善すればよいだけのことです。

計画通りに進まないと叱ること

初めての計画がすぐに完璧に進むことは稀です。

計画が狂ったからといって叱るのではなく、どこがうまくいかなかったかを一緒に確認し、次はどう改善するかを話し合う姿勢が大切です。

そうすることで、子どもは失敗を恐れずに再チャレンジする勇気が持てるようになります。

もし計画通りにできなかったことを叱ると、やはり子どもに「スケジュールなんか立てなければよかった」と思わせてしまいます。

叱るというよりも、計画通りにできなかった「事実」を一緒に確認し、「改善策を一緒に考える」というスタンスで臨むようにしてください。

成功してもさらに負担を増やすこと

子どもが計画通りにタスクを完了した場合、その成功を讃え、余った時間は子どもが自由に使えるようにしましょう。

勉強の量を無理に増やすと、子どもは努力する意味を見失ってしまいます。

成果が出たら、それを一つの成果として認め、子どもがさらに学びたいと感じるまで待つことが重要です。

子どもにしてみれば、頑張って早く終わらせたのに追加でもっと勉強させられるとなったら、頑張るメリットを感じなくなります。

そして「スケジュールなんか立てなければよかった」と思ってしまうことでしょう。

まず、子どもが「もっとたくさん勉強したい」と思ったときに、物理的に時間が足りない!とならないようテキパキ勉強できるように訓練しておくことです。

同じ勉強量を短時間でこなせるようになれば、「伸びしろ」が生まれます。

予定より早く終わって生まれた余りの時間はご褒美に遊び時間にしてあげましょう。

まとめ|子どもとスケジュールを立てるときに絶対にやってはいけない3つのこと

子ども自身がスケジュールを立てることの意味を理解し、積極的に学習に取り組めるよう、保護者はサポートに徹することが大切です。

親子で協力して、効果的な学習スケジュールを作り上げましょう。

 以上、「子どもとスケジュールを立てるときに絶対にやってはいけない3つのこと」でした。

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