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【保存版】中学受験!5月から夏休みまでに偏差値10アップさせる勉強方法

中学受験を目指す子どもたちにとって、勉強方法は非常に重要です。

間違った学習法を続けると、その後の成績にも大きな影響を及ぼします。

今回は、間違った勉強方法の見分け方と、成績を確実に上げるための正しい勉強法をご紹介します。

誤った学習法の目安

中学受験を目指す小4~6までで、塾で行われた月例テストなどで、「3カ月間」にわたって子どもの成績が上がらない状態が続いているならば、それまでと同じ勉強法を続けている限り、成績が上がることは難しいと言えます。

1. 成績が伸びない理由は「学習法」にある

学習の成果が出ない理由は、実は「学習量」ではなく「学習法」にあります。

特に新しい学年が始まった5月頃までは、学習の習慣が定着しやすい時期です。

この時期に正しい学習法を確立できれば、成績向上のスタートを切れます。

逆に間違った方法を続けると、成果が出ず、やる気を失うことも。

この記事では、成績が伸びない理由と改善方法を具体的に解説します。

ポイント

成績が上がらないからといって子どもの多くはサボっているわけではありません。

むしろ子どもは勉強しなければという強い義務感を持っています。

しかし、問題が解けなかったり、次から次へとやるべきことを与えられたりすると、「考える」よりも「終わらせる」ための勉強、スケジュールを消化することを目標にした勉強になってしまい、次第に成績低迷の原因になってるケースがあります。

2. やってはいけない学習法:繰り返し学習に頼りすぎる

「繰り返し学習は効果的」とよく言われますが、それは正しい理解があってこそ。

間違ったままの理解を何度も繰り返しても、学力は伸びません。

特に中学受験では、「考えさせる問題」が多く、単純暗記では太刀打ちできません。

繰り返し学習ではなく、「理解を深める学習」に切り替えることが大切です。

そのためには、問題を解いた後に「なぜその解答になるのか」をしっかり説明できるか確認しましょう。

ポイント

誤った学習法で、子どもの「理解の浅さ」を「繰り返し」で、つまり反復演習の回数でカバーすると成績が伸びなくなります。

1回解いてできなかったので、2回、3回……1週間で5回解いた、という学習をしている子どもは意外に多いです。

結果、先ほど述べたように、勉強に長時間費やしているにもかかわらず、全く成績が上がらないという現象が起きます。

 

3. 学力が伸びない3つの原因

成績が伸び悩む原因は主に3つです。

「基礎学力不足」「基礎知識の欠如」「授業の聞き方の誤り」です。

基礎学力不足は、計算や漢字、基本的な用語の意味があやふやなことに起因。

基礎知識の欠如は、問題の前提を理解していないために、応用問題が解けなくなること。

授業の聞き方は、ただ聞くだけでなく、しっかり「考えながら聞く」ことが重要です。

4. 正しい授業の聞き方

授業は「ただ聞く」ものではなく、「理解する」場です。子どもが授業で理解できなかった部分は、そのままにせず家庭で確認しましょう。

特に保護者ができるサポートは、子どもに「今日の授業で何を学んだ?」と尋ね、子どもが説明できるようにすることです。

これにより、理解度を確認し、足りない部分を補うことができます。

5. 効率的な「振り返り学習」のすすめ

勉強は「振り返り」が大切です。

ただし、すべてを見直すのは非効率。

特に月例テストや実力テストで、正答率50%以上の問題で間違えた問題に注目し、理解を深めることが効果的です。

また、振り返りはテスト直後に行うと記憶が鮮明で効果的です。

親子で問題を解き直し、子どもが説明できるようにしましょう。

小5であれば、この5月ごろから算数の「旅人算」や「通過算」「流水算」が各塾で始まります。

ところが、それができるには、前提となる「速さ」の計算への理解が不可欠です。

それまでに学んできた時速から分速に変えるといった速さの単位換算や、時刻の単位換算がそれです。

また小6であれば、小4~5の2年間でやってきたことを、塾の新学期の2月から7月までの半年間で復習します。

もちろん、復習という名の発展問題で、問題の難易度のレベルを上げて2年分を集中的にやります。

だから、1週間に扱う問題の種類が非常に多いのです。

しかし、塾の過去のテキストをもう一回引っ張り出して全部復習するには時間がかかりすぎます。

効率よく「振り返り」をするには、塾のテストを利用するのが一番です。

小5でいえば、まず小4時代の過去1年分の組分けテストを引っ張り出して、受験者全体の正答率が50%以上なのに子どもが間違えた問題を抽出した上で、間違いが特定の単元に偏ってないかを調べます。

間違いが多かった単元を取捨選択した上で、問題数は少なくてもよいのでじっくり解きましょう。

実は、正答率50%以上で間違えた問題の中には、単純ミスで間違えたものも多々あります。

そういうのは別に復習しなくてもいいので、解答の前提となる「知識」や「感覚」を持っていないなと思える問題だけを選ぶのがコツです。

この作業は子どもにやらせても無理なので、親の関与が不可欠になります。

「そんな時間的な余裕はとてもないよ」という場合は、お金をかけて家庭教師や個別指導塾をピンポイントで活用するのも手でしょう。

6. 効果的な教科別学習法

  • 算数: まずは計算力の強化が重要です。基本的な計算が早く正確にできることは、応用問題に対応する力の基礎です。また、図を使った思考法も習得しましょう。
  • 国語: 読解力は段落ごとに内容を確認し、設問に合わせて文章を読み解く練習が必要です。親子で一緒に問題を読み、答えを確認しましょう。
  • 理科・社会: 見て学ぶことが効果的。図鑑や動画、実験を通して視覚的に理解を深める方法が効果的です。

7. 学習の優先順位をつける方法

子どもの成績が全教科で低い場合、優先すべきは「算数」と「もう1教科」です。

算数は全ての基礎力を支え、得意教科は成功体験を生むため、学習意欲向上につながります。

無理に4教科すべてを同時に強化しようとせず、まずは2教科に絞りましょう。

8. 効率的に復習を進めるコツ

振り返り学習を効果的に行うには、間違えた問題の分析が重要です。

「なぜ間違えたのか」「どうすれば正解できたか」を明確にし、解き直しを行います。

特にテスト後の1週間以内に復習を行うと記憶が定着しやすくなります。

まとめ

5月までの学習法は、中学受験の成功に大きく影響します。

間違った学習法を続けず、正しい学び方を習得し、夏までに成績を確実に上げましょう。

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